城名 松前城(別名:福山城)
住所 〒049-1511
北海道松前郡松前町字松城144番地
入場時間 松前城資料館
4月〜12月 午前9時〜午後5時
入場料 松前城資料館:大人:350円、小人:230円
指定文化財 国史跡、重要文化財(本丸御門)
北海道有形文化財(御殿玄関)
城郭構造 平山城
天守構造 独立式層塔型3重3階(1849年築 非現存)
(1960年鉄筋コンクリート造外観復元
築城主 松前崇広
築城年 1875年
主な改修者 松前氏
主な城主 松前氏
位置 北緯41度25分49.17秒
東経140度6分30.96秒
地図 天神坂門
馬坂門
太鼓櫓跡
本丸御門
大手門跡
100名城
スタンプ
【沿革】
約550年前の松前には大館と呼ぶ館があったが、後に松前氏を名乗った蠣崎氏がこの地に居住し徳山館と名づけ、松前5世慶広が慶弔5年(約380年前)に現城跡に大規模な館を造り、「福山館」と称した。
その後嘉永2年、17世崇広の代に北辺警備の必要上幕府は松前藩に命じて本式の城を築かせ、兵学者市川一学の設計により旧城を壊して新築し、安政元年に完成した。
東西240m、南北300m、16の門、7つの砲台、4つの櫓を有するわが国最後の本格的築城であった。
明治元年函館戦争のとき、攻防のちまたとなり、明治8年天守と本丸御門を残して大部分は取り壊された。
昭和24年本丸御門は国の重要文化財に指定されている。
昭和35年天守閣、同36年搦手門は鉄筋コンクリートで再建された。

【感想】
日本最後の本格的な城は砲台を有する城郭で、曲輪には櫓と並んで砲台跡が見受けられた。
天守閣と本丸御門、御殿玄関は有料エリアにあるが、本丸の大部分が芝生で覆われた広場となっているので外観だけは確認することができる。本丸跡は芝生なので心地よいくらいに広い。周囲は土塁に囲まれていたことも分かり規模の大きさが窺える。
思っていた以上にちゃんと城でした。

スタンプ
設置場所
松前城資料館受付
登城日 2012年9月15日(日)
LINK 北海道松前藩観光奉行HP
北の道の駅「北前船 松前」HP
松前城-Wikipedia
城主家紋 【丸に割菱】
(清和源氏武田氏流)
松前(蠣崎)氏家紋

                      

探訪

※表示板より(加筆あり)
【天神坂口から見た天守】 【天神坂】 【天神坂門】
【天神坂門】
高麗門形式をとっている。
【二の丸】 【馬坂口】
【大松前川】 【馬坂】 【案内板】
松前城よりも福山城というのが通称らしい。
【城址碑】
こちらも福山城となっている。
【馬坂門】 【番所跡】
現在は、松前城の模型が置かれている。
【松前城模型】 【鉄砲置場跡】 【七番台場跡】
【五番台場跡】 【外堀】
二ノ丸堀。
【外堀】
二ノ丸掘。
【三本松土居】
二ノ丸搦手側。
【搦手二ノ門】 【搦手桝形跡】
搦手二ノ門は高麗形式をとっている。
ここに枡形があった。
【隅櫓跡】
搦手桝形・北曲輪と共に東方の備えとなる櫓。
【内掘(本丸堀)】
内堀より見た天守(三重櫓)。
【内掘(本丸掘)】
【公立松城尋常高等小学校校門跡】
本丸・本丸御殿跡には小学校が建てられていた。
【本丸跡】
ここに本丸御殿が建っていた。
【天守(三重櫓)】
【旧松前城本丸表御殿玄関跡】
表御殿お玄関は小学校の玄関としても使用され現在は有料エリアに移築保存されている。
【本丸土塁】 【闇の夜の井戸】
大沢多治郎兵衛(丸山某、愚治郎兵衛とも)いう忠臣が殺された井戸。実際は本丸御門の前にあったというが、曰く付きの物を移築しても良いのだろうか?
【耳塚】
寛文9年(1669年)のシャクシャインの戦い(アイヌ人との戦い)の時に首の代わりに耳を持ち帰り埋めた場所である。
【本丸土塁上】 【御池】
【御池にあった石垣】
水路の一部か?
結構重厚な造りになっていた。
【大土手】
本丸御殿の北部にある大きな土塁。
【松前神社】
本丸の北曲輪に建つ。
【城址碑と案内板】 【本丸多聞櫓跡】
現在は有料エリアに入るための料金所になっている。
【表御殿玄関】
移築された表御殿玄関部分。
【天守と本丸御門】 【本丸御門】(重要文化財)
重厚な石造りがいいですね。
【太鼓櫓跡】
二ノ丸の南側に建つ太鼓櫓は二重櫓であった。
【大手門跡】
【馬出桝形跡】 【馬出桝形跡】
【沖口】 【沖口役所跡】 【沖口役所跡】
【船着場跡】
江戸時代の頃ここに北前船が停泊していた場所。
【松城橋から見た松前城】
ジャンル:道の駅
店名:北前船 松前「北前食堂」
住所:北海道松前郡松前町唐津379番地
TEL:0139-46-2211

写真は北海道じゃらんとの共同企画で、大人気メニューとなっている。そぼろ煮・竜田揚げ・ユッケと3つの味を楽しめます。
他にもいろいろなメニューがあるのでおススメです。




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