城名 鶴ヶ岡城(別名:鶴岡城、大宝寺城、大梵寺城)
住所 〒997-0035
山形県鶴岡市馬場町4
入場時間 藩校致道館
開館時間:午前9時〜午後4時30分
休館日:毎週水曜日(祝日の場合は次の平日)

致道博物館(中に庭園あり)
開館時間:午前9時〜午後5時(3月〜11月)
    午前9時〜午後4時30分(12月〜2月)
休館日:年末年始、12月〜2月の水曜日
入場料 致道博物館
大人:800円、学生:400円、小中生300円
指定文化財 国指定史跡:旧致道館
国の名勝史跡:酒井氏庭園
城郭構造 輪郭式平城
天守構造 なし
築城主 武藤(大宝寺)氏
築城年 鎌倉時代初期
主な改修者 直江兼続、最上義光、酒井忠勝
主な城主 武藤(大宝寺)氏、上杉氏、最上氏、酒井氏
位置 北緯38度43分43.46秒
東経139度46分28.39秒
100名城
スタンプ
スタンプ
設置場所
庄内神社社務所
登城日 一回目:2016年3月13日(日)
二回目:2023年4月29日(土)
LINK つるおか観光ナビ〜鶴岡公園(鶴ヶ岡城址公園)〜
致道博物館HP
鶴ヶ岡城-Wikipedia-
城主家紋 【寄掛り目結】
(藤原氏秀郷流武藤氏流)
大宝寺(武藤)氏家紋

【丸に酢漿草】
(清和源氏新田氏流か?)
酒井氏家紋
【概要】
山形県鶴岡市にあった平城。江戸時代には庄内藩の藩庁が置かれた城で、現在の同市街地の中心部に位置する。ほかの東北地方の城郭と同様、土塁を多用し、主要部分のみに石垣を用いた縄張りで、天守はつくられず、本丸の東北隅と二の丸南西隅の2ヵ所に2層2階の隅櫓があった。鶴ヶ岡城の前身となったのが武藤大宝寺氏の大宝寺城で、当初は武藤氏の居城として、尾浦城築城後は支城となっていた。武藤氏は庄内地方の領有をめぐって山形城の最上氏と争い滅亡したが、その後の庄内は、越後の上杉氏と最上氏の争奪の場となった。

慶長5年(1600)の関ヶ原の戦い後、庄内地方は最上氏の領地となり、これに伴い、大宝寺城は最上氏の城となり、最上義光は庄内地方統治の拠点として東禅寺城、尾浦城とともに大宝寺城を整備拡張し鶴ヶ岡城と改名した。

元和8年(1622)に最上氏が改易となると、徳川四天王の筆頭といわれた酒井忠勝が庄内に入り、庄内藩が成立した。忠勝はそれまでの庄内の主城だった尾浦城ではなく鶴ヶ岡城を居城・藩庁に定め、大改修に着手して二の丸、三の丸の拡充や城下町の整備を行った。同城が完成したのは第3代藩主の忠義の治世で、54年の歳月をかけた改修が行われたことになる。戊辰戦争では、庄内藩は奥羽越列藩同盟の強硬派で、会津藩が降伏後の9月下旬まで新政府に抗戦した。

城は明治4年(1871)の廃藩置県により廃城となり、その後城内の建物は取り壊されて、鶴岡公園となり曲輪、土塁、石垣、堀が残っている。本丸、二の丸跡には藩祖の酒井忠勝を祀る庄内神社や稲荷神社や大宝館(郷土人物資料館)が、三の丸跡には酒井家伝来の美術品などを展示する致道博物館や、酒井家の隠居所である御隠殿、国の名勝に選定された酒井家御用屋敷跡庭園がある。
また、鶴岡公園の南東には東北地方で唯一現存する藩校の致道館(国指定史跡)がある。
参考文献:「日本の城がわかる事典」

【感想】
歴史的にはいろいろあるお城だが、遺構的には堀や土塁の他は改変も多く見るものが少ない。
城址よりも近くにある藩校致道館の方が趣があり印象深い。
また致道博物館も近くにあるが入場料700円と高いため入りませんでした。

                      

探訪

※案内板より(加筆有り)
【二ノ丸北側堀】 【二ノ丸に建つ稲荷神社】 【二ノ丸土塁】
【北側入口】 @二ノ丸外北門跡】 @二ノ丸外北門跡】
【二ノ丸北側土塁】 【本丸北西側堀】 B馬場跡】
【二ノ丸西側土塁】 【「雪の降る街を」のモニュメント】 【本丸南西側堀】
A西門跡】 B百阮x跡】
現在は慶応義塾大学先進生命科学研究所が建っている。
【新百阮x】
百阮xを再現したようです。
F本丸渡櫓跡】 【本丸南側堀】 C本丸中ノ橋跡】
D二ノ丸南東隅櫓跡】 【大寶館】
大正天皇の即位を記念建てられた物産陳列場や図書館になっていた。現在は郷土人物資料展示施設になっている。
E本丸中門跡】
大寶館が建っている場所には、本丸中門があった。
F本丸渡櫓跡】 F本丸渡櫓跡】 【護国神社】
G本丸御殿玄関跡】 【本丸西側土塁】 H鶴ヶ岡城址碑】
【大手馬出の石垣遺構】
道路整備工事の際に出土し、大手馬出の遺構と確認された。
【大手馬出の石垣遺構の説明】 【大手馬出の石垣遺構】
【説明板】 I二ノ丸大手門跡】 @本丸跡(庄内神社)】
J内北門跡】
この場所に本丸と二ノ丸を繋ぐ内北門があった。
K本丸北西隅櫓跡】 K本丸北西隅櫓跡】
K本丸北西隅櫓跡】 【本丸北側堀】 【稲荷神社】
宝永5年(1708)庄内藩六代藩主酒井忠真公が当時の鶴ヶ岡城二ノ丸東北隅に城内鎮守として創建されました。
観光〜旧致道館〜
【旧致道館碑】 【表御門と木橋】 【ハン水】
斜めになっている堀。
【廟門】 【聖廟内】 【聖廟】
【御入間】 【講堂と御入間】 【平面復元された部分】
【講堂内に展示されていた鶴ヶ城古図面】 【講堂内に展示されていた当時の世界地図】 【御入間内部】
【ハン水】 【致道館・聖廟舊跡】
観光〜致道博物館〜
【赤門】 【旧鶴岡警察署庁舎】(重要文化財) 【旧鶴岡警察署庁舎内取調室】
【旧鶴岡警察署庁舎内取調室】 【旧鶴岡警察署庁舎内階段】 【旧鶴岡警察署庁舎ベランダ】
【旧西田川郡役所】(重要文化財) 【田麦俣の民家】(重要文化財) 【旧庄内藩主御隠殿】
【鶴ヶ岡城模型】 【酒井氏庭園】(国指定名勝) 【酒井氏庭園】(国指定名勝)
【酒井氏庭園】(国指定名勝) 【酒井氏庭園】(国指定名勝)
ジャンル:居酒屋
店名:居酒屋せいご
住所:山形県鶴岡市末広町6-50
TEL:0235-25-0651
営業時間:17:00〜23:00
定休日:不定休

左上:イカ刺し、右上:のどくろ塩焼き
左下:もうそう汁(春限定)、右下:弁慶めし(味噌汁付)

駅前より鶴ヶ岡城に向かう途中で見かけた居酒屋。
カウンター席の前に並ぶ食材を見たら食べたくなるものが多い。時期により食材は変わるだろうけど食材を見て注文するのもいいものです。
もうそう汁は美味しくお代わりしてしまいました。




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