城名 土浦城(別名:亀城)
住所 〒300-0043
茨城県土浦市中央一丁目15-18
入場時間 開館時間
午前9時〜午後4時30分
1毎週月曜日、祝日(月曜日が祝日にあたるときは
その翌日も休館)、年末年始
入場料 一般105円、小中高生50円
(20名以上の団体は一般75円、小中高生30円)
毎週土曜日は小中高生は無料です。
隣接の土浦市立博物館にも入館可
指定文化財 茨城県史跡
城郭構造 輪郭式平城
天守構造 なし
築城主 若泉三郎
築城年 永享年間(1429〜1441年)
主な改修者 松平信一・信吉、西尾忠照、朽木稙綱・種昌
主な城主 若泉氏、小田氏、松平氏、西尾氏、朽木氏、土屋氏
位置 北緯36度5分6.37秒
東経140度11分53.33秒
続100名城
スタンプ
スタンプ
設置場所
土浦市立博物館入口(9:00〜16:30)
休館日は、まちかど蔵「大徳」(9:00〜18:00)
登城日 一回目:2009年2月15日(日)
二回目:2013年9月21日(土)
三回目:2020年5月3日(火)
LINK 土浦市立博物館HP
土浦城-Wikipedia
城主家紋 【洲浜】
(藤姓宇都宮氏流)
小田家家紋
【三つ石】
(桓武平氏中村氏族/足利氏族一色氏流)
土屋家家紋
【概要】
室町時代後期ごろに若泉氏が築城したとも伝えられています。現在知られている土浦城は江戸時代に城郭として整備されたものです。
江戸時代初期には松平氏、西尾氏、朽木氏、中期以降には譜代大名土屋氏が代々城主となりました。土屋氏のときに土浦藩領は9万5千石となり、常陸国では水戸藩に次いで、大きな領地を支配していました。
明治時代の廃藩置県後、土浦城は新治県庁、新治郡役所として利用されました。明治31年(1898)には、本藩主であった土屋氏より土浦町に寄贈され、その後亀城公園として整備、昭和27年(1952)には櫓門とともに茨城県指定史跡第一号となりました。

土浦城が別名亀城と呼ばれる由来は、城が幾重もの堀に囲まれており、その姿が水に浮かぶ亀のように見えたためであるされます。霞ヶ浦と桜川によってできた低湿地の中の微高地を巧みに利用した水城であり、守りやすく攻めにくいことでした。

【私見】
土浦駅より歩くこと約15分、東櫓が目に入り気分は上昇。思っていたよりこじんまりとしたお城ですが2基の櫓と櫓門はいい感じです。
櫓門には鳩が多く、鳩のフンに注意です。鳩のフンのせいで門が傾いたという話があるくらいです。
東櫓門は中が見学できますが、ここは土浦市立博物館の一部なので是非博物館を見ることをお勧めします。土田氏が賜った刀剣が保存されています。

朽木稙綱の父本綱は、足利義昭、織田信長に仕え、慶安2年(1649)に下野国鹿沼城主2万5千石から3万石に加増され土浦城主となったそうです。自分の故郷の城主だった人がこうもつながっていようとは思っていなかったので親近感がわきました。


                      

探訪
【本丸堀(東側)と東櫓】 【本丸北側虎口】 【本丸堀(北側】
【東櫓下の犬走り】 【土塁と東櫓
犬走りより土塁上に建つ東櫓
【東側の土塀にある石落し】
土塁上の塀に設置された石落しはあまり類例がありません。はたしてこれが機能していたかどうかは不明です。
多分後付でしょう。
【霞門】(外側)
本丸の搦手門になります。
【霞門】(内側) 【東櫓】
西尾氏が城主のときに建てられたと伝えられ、西櫓とともに東西の土塁の上に存在していた。江戸時代の頃には貴重品などを入れておく文庫蔵の役割を果たしていた。
内部の見学ができます。
【東櫓】
土塁上から、右に少し見えるのが、土塀に作られた石落し。
【本丸土塀】
塀には、石落しや鉄砲狭間・大筒狭間が設置されている。
【箱狭間】
箱狭間より堀見るが対岸は見えるものの手前は土塁に隠れて見えない。この状態で鉄砲で狙いを付けたとしても対岸にいる敵だけになってしまうのだが・・・
本来はもう少し上にこの狭間があったのではないだろうか?
【西櫓】
本丸より
【西櫓】
【西側の本丸堀】
【本丸(本丸屋敷跡】
本丸屋敷は政庁として機能した。
【櫓門】(外側)
明暦2年(1656)に改築されたと伝えられ、本丸にある櫓門としては関東では唯一現存するものです。階上に太鼓を置き、時を知らせていたことから太鼓櫓門とも呼ばれていました。
【櫓門】(内側)
【本丸堀(西側)と西櫓】 【本丸堀西側】 【土浦市立博物館】
隣接する博物館、東櫓と共通券なので是非見てください。
土屋家が賜った刀剣がよく保存されています。
【南側入り口】
ここから二の丸へ
【二の丸堀(南側)】 【二の丸跡】
【二の丸門(旧前川口門)】(外側)
現在は二の丸と外丸との間に建っている。
【二の丸門】(内側)
高麗門になっている。
【外丸跡】
【外丸屋敷跡】
現在は裁判所が建っている。
外丸屋敷が城主の屋敷になる。

【本丸東南と本丸堀】 【大手門跡】
城の東側にあり、二門を備えた内枡形であり、外側が単層の門、内側が二層の櫓門であった。
【搦手門跡】
こちらも大手門と同じように東側にあります。
グルメ
ジャンル:天ぷら
店名:ほたて
住所:茨城県茨城県土浦市中央1-2-13
TEL:029-821-0151
営業時間:水曜日を除く 11:00〜19:00
     水曜日のみ 11:00〜14:00
定休日:不定休

お店のたたずまいはレトロ調でノスタルジックです。
期間限定の雛定食の張り紙にひかれ、ついつい入ってしまいました。
春の野草のてんぷらは最高です。
写真右が期間限定の「雛定食」で、タラの芽・フキノトウ・セリ、もうたまりません。
お味噌汁はあら汁になっています。
これで800円はお値打ちもの。

他のメニューも手ごろな値段なのでいいですよ。




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