城名 下垣内城
住所 〒636-0933
奈良県生駒郡平群町下垣内
入場時間
入場料
指定文化財
城郭構造 丘城
天守構造
築城主 島氏か?
築城年 不明
主な改修者
主な城主 島氏
位置 北緯34度37分26秒
東経135度42分11秒
地図 主郭跡
楼台跡
堀跡
帯郭跡
【歴史】
当初は単郭の城と考えられ、地名をとって下垣内城と名付けられていました。発掘調査で西に広がることが確認され、東西150m、南北120m以上の城郭であることがわかりました。

深い堀や土を盛り上げた土塁で囲まれ、石で組んだ溝や穴が確認されています。出土遺物より13世紀に築城、17世紀にかけて使用されています。

下垣内城は中世の丘城で、土を掘り盛り上げて防御を堅めており、近世城郭のように石垣は用いられていません。

中央の南北堀は特に深く、土塁の上から8mもあり急勾配で掘削されています。
城主は鎌倉時代に富貴寺荘の下司職であった嶋氏が考えられます。すぐ東隣の安養寺に島左近の母親の位牌があり、郡山の筒井順慶に仕え、後に石田三成の参謀として関ケ原の戦い(1600年)で活躍した左近との関係が注目されています。

【感想】
椿井城とは線路を挟んで反対側に位置する平群中央公園にある城跡の一つ。(ここにはもう一つ西宮城があります。)遺構は埋没保存されているため詳細を確かめることは出来ないが、よくよく見てみると形状は何となく残っているように見えました。

 
登城日 2017年5月21日(日)
LINK
城主家紋 【三つ柏】
(藤原姓)
島氏家紋

                      

 探訪

※中央公園・下垣内城と廿日山弥生遺跡より曲輪図
【西宮古墳】 【西宮古墳・石室】 【西宮古墳・石棺】
【主郭跡】
遺跡はこの下に埋没保存されている。
【説明板】 【楼台跡】
【楼台跡】 【楼台跡より見た主郭跡】 【堀跡】
通路部分が堀跡になります。
【帯郭跡】 【郭跡】




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