城名 麻田陣屋
住所 〒560-0033
大阪府豊中市蛍池中町3-9-20
入場時間
入場料
指定文化財 豊中市指定史跡
城郭構造 陣屋
天守構造 なし
築城主 青木一重
築城年 元和元年(1615)
主な改修者
主な城主 青木氏
位置 北緯34度47分38.5秒
東経135度26分55.1秒
【歴史】
麻田藩青木氏は、石高一万石余りの外様大名で、大坂の陣で、初代藩主は豊臣方の武将でしたが、陣後、家康に召され、ここ豊中市蛍池に本拠の陣屋を構えました。

この陣屋は、元和元年(1615)頃に築城されたものと考えられます。しかし、その遺構は現在、とよなかインキュベーションセンター(旧蛍池公民館)となっていて、その面影は全く残っていません。

各種の陣屋図によると、その規模はおおよそ南北250m、東西190mで、かぎ形をなしています。東・北2面を内堀に囲まれた本丸部分には、御殿・会議所・柔剣道場などが建ち並び、一方、外堀の内側(二の丸部分)には家臣の邸宅がまわりを囲んでいます。文久3年(1863)の記録によると、家臣の数は110人余となっています。


【感想】
阪急蛍池駅すぐ近くに陣屋跡がありますが、遺構はこの場所にはなく、移築された門(陣屋のどの場所のものかは不明)と陣屋表玄関があります。
現存する建物があるのは貴重な遺構になっています。報恩寺の方は時間がなく見ることができませんでした。

移築門は大阪モノレールの柴原駅近くの上西家(大阪府豊中市刀根山元町5-27)の門として使用されています。
移築陣屋表玄関は報恩寺(大阪府豊中市春日町2-6-1)の書院の玄関として使用されています。


登城日 2019年03月09日(土)
LINK 豊中市HP-麻田陣屋跡
Wikipedia-麻田陣屋
城主家紋 【富士山】
(武蔵七党丹党後裔)
青木氏家紋
【三つ盛洲浜】
青木氏家紋
(江戸時代から使用)

                      

                
探訪
【麻田陣屋跡】 【麻田藩旧石碑と説明板】 【麻田藩旧石碑と説明板】
【麻田陣屋移築門】 【麻田陣屋移築門鬼瓦】 【麻田陣屋移築門】
【麻田陣屋移築門説明板】 【麻田陣屋移築門】 【麻田陣屋移築門紋瓦】
【麻田陣屋移築門】 【麻田陣屋移築門】




Back



inserted by FC2 system