城名 明石城(別名:喜春城)
住所 〒673-0847
兵庫県明石市明石公園1-27
入場時間
休館日:年始年末(12月28日〜1月4日)
入場料
無料
指定文化財 国指定史跡、重要文化財(巽櫓・坤櫓)
城郭構造 連郭梯郭混合式平山城
天守構造 天守台のみ
築城主 小笠原忠真
築城年 元和5年(1619)
主な改修者 松平直常
主な城主 小笠原氏、松平氏(越前系)
位置 北緯34度39分10.07秒
東経134度59分30.47秒
【概要】
元和3年(1617)、小笠原忠真が信州松本より明石に国替えとなり、現在の明石城より南西約1km程のところにあった船上城に入ったことから明石藩が生まれた。
現在の明石城は元和4年(1618)徳川二代将軍秀忠が、西国諸国に対する備えとして、藩主忠真に新城の築城を命じたことに始まる。秀忠は姫路城主であった本多忠政の指導を受けるように命じ、3ヵ所の築城候補地をあげ、現在の地が選ばれた。幕府は普請費用として銀壱千貫目(時価31億円程度)を与え、3名の普請奉行を派遣している。
石垣普請は、元和5年(1619)の正月に始められ、工事は兆人請負で行われたとされる。本丸、二の丸等の城郭中心の石垣、三の丸の石垣、土塁および周辺の堀の普請が同年8月中旬に終わり、幕府より派遣の普請奉行はその任を終え江戸に帰参している。幕府直営工事は本丸、二の丸までで、その他の石垣、土塁は幕府と小笠原氏の共同工事で行われている。
築城当時の明石城は、本丸に御殿を築き、四隅に3重の櫓を配したが、天守の石垣は築かれたものの、天守閣は建てられなかった。

【私見】
阪神淡路大震災の被害を受けた明石城は、曳屋工法という方式で櫓の下に2本のレールを曳き、櫓を北にスライドさせて櫓下の石垣を補修したそうです。
震災から復興を遂げた明石城は市民の心を支えたシンボルの一つですね。
100名城
スタンプ

スタンプ
設置場所
明石公園サービスセンター受付窓口
登城日 一回目:2009年1月11日(日)
二回目:2019年3月31日(日)
LINK 明石公園HP
明石城-Wikipedia
城主家紋 【三階菱】
(清和源氏義光流)
小笠原家家紋
【徳川葵】
徳川家家紋

                      

城内案内図 ※赤線は歩いた道筋
探訪
【坤櫓と巽櫓】
明石駅ホームより
【南側堀】 【公園南側入り口】
【南側虎口】 【とき打ち太鼓】
定刻になると二階部分の幕が開き侍の姿をしたロボットが太鼓を叩いたり踊りを舞ったりします。
【坤櫓と巽櫓】
西芝生広場(三の丸)越しに撮影
【坤櫓】
本丸の南西にある隅櫓。
伏見城の移築櫓と伝えられる。
【巽櫓】
本丸の南東にある隅櫓。
【本丸下の石垣】
【日時計】 【ひぐらし池】 【ひぐらし池北側の土塁】
【登城道】 【帯曲輪石垣】
2019年木々が切られ2基の櫓が並んでみることができるようになりました。
【登城道】
【二ノ丸下にある井戸】
松平直明公遺愛お茶の水といわれ、日常この水を使用しお茶を点てていたといわれる。
【井戸付近より見た登城道】 【本丸石垣】
【巽櫓と石垣】 【帯曲輪石垣】
2019年木々が切られ2基の櫓が並んでみることができるようになりました。
【二の丸】
【二の丸西北隅櫓跡】 【二の丸・東の丸の仕切門跡】 【東の丸】
【巽櫓】
本丸の南東端に築かれた三層の櫓である。桁行き5間(9.09m)、梁間4間(7.27m)、高さ7間1寸(12.19m)の隅櫓で、妻部を東西に置く入り母屋づくりである。
【三ノ丸跡】
三の丸には内堀に囲まれた屋敷城郭があったとされる。
正面はJR明石駅。
【坤櫓】
天守閣が造られなかった明石城では最大の規模をもつ櫓である。天守台のすぐ南にあり、天守閣に変わる役割を果たしたとみられる。
桁行6間(10.90m)、梁間5間(9.09m)、高さ7間2尺9寸(13.60m)、の入り母屋づくりで、妻部を南北に向け、棟の方向が巽櫓とまったく異なっている。
昭和57年の大改修で、構造上、他から移されたものであることが明らかになり、伏見城からの移築説が裏付けられた。
【坤櫓の二重破風】
櫓東面は城内に向く面で、第一層は入口と南隅に窓がある。軒先は第一層、第三層は力強い直線だが第二層は唐破風の上に千鳥破風が重なる二重破風の豪華なつくりである。
【天守台】 【天守台石垣】
【天守台より見た坤櫓】 【乾櫓跡】
今は櫓台のみ残る。
【本丸跡】
【本丸北虎口】 【稲荷郭北門跡虎口】 【稲荷郭】
【稲荷郭の西南隅櫓跡】 【喜春橋】
桜堀と西側剛の池のつながる部分に架かる橋。
【桜堀】
本丸北側にある堀。
【本丸北側石垣】 【桜堀】 【本丸石垣】
【本丸と二ノ丸を繋ぐ土橋(正面)】 【二ノ丸石垣】 【東ノ丸石垣】
【薬研堀】 【東ノ丸石垣】 【東ノ丸北虎口】
【東ノ丸北虎口】 【東ノ丸東虎口(正面)と南虎口(右側)】 【東の丸東虎口】
【薬研堀と東の丸石垣】 【箱堀の石垣】 【明石城東側堀】
【三ノ丸東側虎口(東門跡)】 【三ノ丸東側虎口(東門跡)】 【藤見池】
【明石城武蔵の庭園】
茶室越しの坤櫓と巽櫓
【ひぐらし池から見た巽櫓】 【三ノ丸跡から見た二基の櫓】
【坤櫓】 【竪の門跡と坤櫓】 【帯曲輪跡から見た二基の櫓】
【帯曲輪跡と本丸石垣】 【本丸と二の丸を結ぶ土橋の石垣】 【二ノ丸下から見た二基の櫓】
【東ノ丸石垣】 【城址東端の石垣】 【東ノ丸石垣】




Back



inserted by FC2 system