城名 丸亀城(別名:亀山城、蓬莱城)
住所 〒763-0025
香川県丸亀市一番丁
入場時間 午前9時〜午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:12月25日〜31日
入場料
大人:200円、小人:100円
指定文化財 国指定史跡、重要文化財3件、県指定有形文化財1件
城郭構造 輪郭式平山城
天守構造 複合式層塔型3重3階(1660年築)
独立式層塔型3重3階(1877年改)
築城主 奈良元安
築城年 室町初期、慶長2年(1597)
主な改修者 生駒親正、山崎家治
主な城主 生駒氏、山崎氏、京極氏
位置 北緯34度17分10.58秒
東経133度48分0.39秒
【沿革】
室町初期に管領・細川頼之の重臣の奈良元安が亀山に砦を築いたことに始まる。
天正15年(1587)播州赤穂から17万6千石の領主として讃岐に入り、高松城を築き、次いで西讃の鎮めとして慶長2年(1597)から丸亀城の築城にかかり、同7年(1602)に完成をしたが、その後の一国一城令により廃城になった。
生駒家四代の後、肥前国天草郡富岡城主から寛永18年(1641)入城した山崎家治が翌年から修築に取りかかり、現代の城郭はほぼこの時代のものである。
丸亀の美はなんといっても石垣の美しさである。天守閣に向けて四段階に積み重ねた石垣は、”扇の勾配”とも清正流三日月勾配とも呼ばれ、天に向かって弧を描いて反りかえる様は見事でまさに石の芸術品である。

【感想】
写真ではいろいろなところで見ていましたが、やっぱり実物はすごかったです。
丸亀城の石垣は日本一の高さを誇っているだけのことはあります。特に三の丸と帯曲輪の石垣は、一周する価値があります。
天守も現存十二天守の一つで大きさ自体は最小ですが、石垣にそびえる姿は遠くからも見え存在感は抜群です。

【情報】
駅の観光案内のところにパンフレットと一緒に割引券があり、半額の100円で入れました。
100名城
スタンプ

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設置場所
丸亀城天守(天守閉館中は丸亀市立資料館)
登城日 2009年3月20日(金)
 LINK 丸亀市HP
丸亀城-Wikipedia
城主家紋  【剣唐花】
(多々良氏流?)
奈良家家紋
【波切り車】
(藤原氏北家流後裔)
生駒家家紋
【檜扇に四つ目結】
(宇多源氏佐々木氏流)
山崎家家紋
【四つ目結】
(宇多源氏佐々木氏流)
京極家家紋

                      

 探訪
【丸亀城全景】 【内堀】 【大手門】
目の前が大手門ニ之門、右側が大手門一之門。大手一之門は寛文10年(1670)に建築され、藩士が太鼓を打ち、刻(とき)を知らせていたことから”太鼓門”とも呼ばれています。
【大手門枡形城壁の挟間】
開け閉めができるタイプ。
【大手門枡形内石垣】 【御殿表門】
旧藩主居館の表門だった御殿表門は、かつて「玄関前御門」とも呼ばれ、周辺は本丸にも劣らない厳重な構えになっていました。この門は、お城の門としては珍しい薬医門造りで、屋根越しに見える天守閣との調和はすばらしいものです。
【番所・交替部屋・詰所・御駕籠部屋】
御殿表門の西側に接する番所長屋は、御殿へ出入りする者を見張った長屋です。大変簡単な作りとなっていますが、門の外側からは中の様子が分からないようにするなど、細かい工夫がこらされています。現在では、番所・交替部屋・詰所・御駕籠部屋が残っています。
【御殿表門・番所・交替部屋・詰所・御駕籠部屋全景】 【見返り坂】
傾斜が急で、時々立ち止まって振り返りたくなることから、いつしかそう呼ばれるようになりました。頭上に覆いかぶさる木々が、四季折々の美しさを覗かせ、心をなごませます。
【丸亀城内案内所 うちわ工房「竹」
丸亀城内にあるうちわ工房「竹」。竹を使った手仕事を大切にしている職人さんたちが、やさしく迎えてくれるあったかい雰囲気が魅力。うちわの実演コーナーや製作体験もできます。伝統的な竹製品のうちわから、うさぎやねこの形がかわいい動物うちわなどここだけのオリジナルうちわも販売。お城に行ったら、ぜひ立ち寄ってみてください。
【三の丸全景】 【三の丸】
【三の丸石垣】
石垣の一番奥は月見櫓跡。
【ニの丸虎口】
三の丸と二の丸を繋ぐ虎口。
【ニの丸全景】
ニの丸内には桜の木が多数植えてあります。
【ニの丸井戸】
ニの丸北側に井戸があり、絵図には径一間、深さ三十六間(65.4m)と記されている。石垣を築いた羽坂重三郎が石垣を簡単に登ったのを見た殿様が、重三郎が敵に通じるのを恐れ、井戸底の調査を命じ、中に入ったところに石を投げ入れ殺したという伝説が残っている。
【ニの丸搦手】 【本丸虎口】
【天守閣】
丸亀城の天守閣は、やや小ぶりではありますが、独特の工夫がこらされており、それを感じさせないほどの風格と威厳を備えています。
【天守閣】
天守入口側には板張りがない。
【天守閣】
ここからは瀬戸大橋も一望できる。
姫櫓跡から。
【天守最上階内部】
現存十二天守の一つで木造に見られる階段は急峻です。
【本丸全景】
正面は多聞櫓跡
【本丸石垣】
この上は、多聞櫓跡。
【二の丸・搦手一望】
【七間櫓跡(戌亥櫓跡)】 【三の丸井戸】
抜け穴伝説がある井戸。(現在は空井戸)
【水手櫓跡(坤櫓跡)】
【月見櫓跡】
三の丸広場の南東のすみに、わずかに残る礎石があります。これが、月見櫓の跡です。ここからの眺望は素晴らしく、ゆるやかに流れる土器川と飯野山の姿が美しく見えます。しかし、その風流な名とは裏腹に、ここは物見のための櫓であったと推察されています。
【搦手口】
三の丸から搦手側へ。
中央付近の石垣の上に五番櫓跡がある。

【栃の木門跡】
現在は搦手口(裏口)ですが、京極二代藩主高豊が寛文10年(1670)、現在の位置に大手門であった。
【三の丸石垣】 【三の丸石垣】 【帯曲輪石垣】
赤の点線が以前の石垣の場所。それより左側は後からつけ足された石垣。
【三の丸石垣】 【三の丸石垣】 【帯曲輪】
【大手門枡形】 【大手門一之門・太鼓櫓内の太鼓】 【かぶと岩】
噴火口への通り道にあった火成岩が、侵食を受け露出した岩頸といわれるもので、岩石学上貴重なものである。
【山里曲輪・搦手口】 【搦手門跡】 【搦手側土塁】
【東口】
堀の水位が異なっている。
【東側三の丸石垣】 【みその橋】
グルメ
ジャンル:うどん
店名:将八
住所:香川県丸亀市通町175-3 ピコ丸亀内
TEL:0877-25-5134
営業時間:10時30分〜20時
定休日:無休

“讃岐に来たら将八”と言われる程、口コミでも人気の手打ちうどん専門店。麺のコシが強く、ダシは観音寺の伊吹のイリコ、鹿児島の枕崎の鰹、北海道利尻の昆布を使用していて、毎朝店内で挽いています。種類も豊富なのでどれにするか悩むのも楽しみのひとつ。

写真は将八ざる定食\1,000-




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