城名 | 座喜味城 | |||
住所 | 〒904-0301 沖縄県中頭郡読谷村座喜味 |
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入場時間 | − | |||
入場料 | − | |||
指定文化財 | 「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録 国指定史跡 |
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城郭構造 | 連郭式山城 | |||
天守構造 | なし | |||
築城主 | 護佐丸 | |||
築城年 | 1416-1422 | |||
主な改修者 | − | |||
主な城主 | 護佐丸 | |||
位置 | 北緯26度24分32.24秒 東経127度44分29.35秒 |
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【沿革】 座喜味城跡は15世紀の初頭、築城家としても名高い読谷山按司護佐丸によって築かれたといわれる。 護佐丸は当初、座喜味の北東約4kmにある山田グスクに居城していたが、1416年(1422年の説もあり)中山尚巴志の北山城(今帰仁城)攻略に参戦し、その直後、地の利を考慮し座喜味へ築城したといわれる。 座喜味城跡は名護層を基盤とする標高120m余の丘陵に立地しており、ふたつの郭(一の郭と二の郭)からなる。それぞれの郭にはアーチ石門が造られており、アーチがかみあう中央にくさび石がはめられており、他のグスク等には類例がみられない。 郭内の面積は城壁を含め7383u(2234坪)である。城壁は高い所で約13m、低い所で約3mである。城壁の石材は琉球石炭岩で、主に、「あいかた積み」手法を用いており、部分的に「布積み」や「野面積み」も見られる。城壁を上空からみると重厚で、曲線が多くとりいれられていることがわかる。 【感想】 こじんまりとした城ですが曲線を描く石垣は見事で城壁の厚さは他のグスクよりも厚く重厚である。出入口は1つしかなく二の郭を入ると左手に騙す道があり巧妙に造られている。 そしてアーチ石門は外界の陽射しを遮りひんやりとして夏場には何とも言えない居心地の良いお城でした。 |
登城日 | 2010年8月12日(木) | ||
LINK | 読谷村HP-世界遺産・座喜味城 | |||
Wonder 沖縄-グスク及び関連遺産群 | ||||
座喜味城-Wikipedia | ||||
城主家紋 | − | − |
【世界遺産碑】 | 【座喜味城跡碑】 | 【登城道】 | |
【座喜味城全景】 | 【二の郭のアーチ石門】 出入口はここだけである。 |
【御獄】 喜味巫が祭祀する城内の神としてコバヅカサノ御イベ、マネヅカサノ御イベ、城内火神が記されている。現在では二の郭アーチ石門近くに香炉が移されており、座喜味区の神として拝まれている。 |
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【二の郭のアーチ石門】 アーチがかみあう中央にくさび石がはめられており、他のグスク等には類例がみられない。 |
【アーチ石門のくさび石】 | 【一の郭石垣】 | |
【二の郭アーチ石門】 二の郭内から撮影。 |
【騙し道】 正面から入ると、左手に、一見グスクの奥深くへ導かれているように見える通路があり、そこを突き進むと、先は行き止まりになっています。やはり、戦いの上で敵をあざむいて攻撃を加えるための構造と理解されています。 |
【騙し道】 | |
【一の郭石垣】 二の郭の石垣を越える高さがある。 |
【一の郭アーチ石門】 | 【一の郭アーチ石門】 こちらの門にも楔があるが、驚かされるのはこの石垣の厚さである。門扉はこの中央付近にあったようです。 |
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【一の郭アーチ石門から見た二の郭アーチ石門】 | 【二の郭】 | 【一の郭・舎殿跡】 | |
【二の郭】 | 【一の郭】 | 【一の郭石垣】 特徴は石垣上が平らになっている。他では武者走りが見られるがここには無い。 |