城名 長岡城(別名:苧引形兜城)
住所 〒940-0062
新潟県長岡市大手通1丁目
入場時間 長岡市郷土史料館
開館
午前9時〜午後5時まで(入館は4時半まで)
休館日
毎週月曜日、祝日の翌日(但し土日は開館)及び12月28日から翌年1月4日まで
入場料 大人:300円、高校生:200円、小中学生:150円
指定文化財
城郭構造 梯郭式平城
天守構造 なし・御三階櫓(層塔型3重1617年頃築城)非現存
築城主 堀直竒
築城年 元和2年(1616)
主な改修者
主な城主 堀氏、牧野氏
位置 北緯37度26分50秒
東経138度51分10秒
地図 本丸跡
二ノ丸跡
長岡市郷土史料館
【歴史・沿革】
越後長岡藩の藩庁が置かれていた城。今日のJR長岡駅付近につくられた、西に信濃川、北に広大な湖沼の八丁沖(八町沖)に面した梯郭式の城郭であった。

元和2年(1616)、徳川家康の六男で越後高田藩主の松平忠輝が兄の将軍徳川秀忠から大坂の役での不始末を理由に改易されると、越後高田藩の属領となっていた旧蔵王藩領に堀直竒が8万石で入封され、蔵王堂城(長岡市)に入城した。蔵王堂城はたびたび水害を受けていたことから、直竒は信濃川からやや離れた長岡(現長岡駅周辺)に新たな城を築き、城下町を移そうとした。直竒は2年後の元和4年(1618)に越後村上藩に国替えとなり、代わって譜代大名の牧野忠成が6万2000石(のちに7万4000石)で入封して城の建設と城下町の整備を引き継いだ。完成した城は土塁を主体とした城郭で、本丸と二の丸、詰の丸を三の丸が囲むようにつくられ、本丸の角櫓の一つに「御三階」とよばれる建物がそびえる城であった。これが長岡城の始まりである。
以降、明治維新まで牧野氏が藩主として同城を居城とした。

長岡城が歴史の舞台に登場するのは、慶応4年(1868)の北越戦争(戊辰戦争の中の一つ)である。河井継之助を家老に抜擢した越後長岡藩は奥羽越列藩同盟に加盟したことから新政府軍の攻撃を受け、一度占領された長岡城を奪い返したものの、新発田、新潟が攻略され、新政府軍の増援部隊が到着したことで形勢が変わり、再落城した。

その後、明治7年(1874)頃、長岡城は旧藩主の牧野家の所有となり、城跡は旧藩士らによって遊覧場と呼ばれた公園として整備されたが、明治30年(1897)の北越鉄道(現JR)開通にともない、本丸の東部分が長岡駅となり、さらに第二次世界大戦の空襲と戦災後の復興により、長岡城の遺構はすべて失われてしまった。

同市内の悠久山公園内に城郭風の模擬天守があるが、これは長岡城ではない。ただし、建物の石垣の一部に旧長岡城の石垣が使用されている。この模擬天守は内部が資料館になっており、河井継之助や長岡藩士の子として生まれた山本五十六の資料などが展示されている。
(「日本の城がわかる事典」より)


【感想】
JR長岡駅自体が長岡城跡になる。遺構は何もないが、駅前にある本丸跡碑とアオーレ長岡の敷地内に二ノ丸跡碑が建っていることが、ここが城跡だったことを示している。
長岡市郷土史料館が悠久山公園に模擬天守とし建っている。長岡城とは何も関係がないが入口付近に長岡城跡から出てきた石を埋め込んでいる。これが唯一の遺構なのかもしれない。


登城日 2016年04月30日(土)
LINK 長岡市HP-長岡城-
長岡市立科学博物館-長岡市郷土史料館-
長岡城-wikipedia-
城主家紋 【釘貫】
(藤原北家利仁流)
堀氏家紋
【丸に三つ柏】
(紀氏流/蘇我支族)
牧野氏家紋

                      

  
探訪
【長岡城本丸跡碑】
JR長岡駅大手口中央付近にあります。
【長岡城二ノ丸跡碑と城址碑】
シティーホールプラザアオーレ長岡の敷地内にあります。
【長岡城址説明碑】
観光〜長岡市郷土史料館(模擬長岡城)〜
長岡市郷土史料館】
悠久山公園内に建てられた模擬長岡城天守。実際の長岡城とはまったく関係がありません。
【長岡城塁の石】
長岡市郷土史料館の入口左脇にあります。長岡駅地下道掘削中に地下4mの所からこの城塁の礎石が発見されたものを埋め込んでいる。
長岡市郷土史料館】
裏手より
グルメ
ジャンル:居酒屋
店名:山屋
住所:新潟県長岡市城内町2-749-11 今井ビル2F
TEL:0258-34-3854
営業時間:18:00〜
定休日:日曜日

写真は、刺身盛り(二人前)、舞茸バター炒め、栃尾揚げ納豆入り、銀鱈焼き

長岡駅大手口すぐにある居酒屋。地元で人気なのですぐ満席に、予約したほうが無難です。
日本酒も豊富で地元の味を楽しみつつお酒を楽しめるお店。メニューは壁にあるだけで値段が書かれていないのが気になるが、お手頃価格なので大丈夫。
ジャンル:居酒屋
店名:たこの壺
住所:新潟県長岡市城内町2-2-2
TEL:050-5571-7924(予約専用番号)
  0258-36-0311(お問い合わせ番号)
営業時間:17:00〜24:00(L.O.23:00)
定休日:無休

写真は、蛸三種盛+のどくろ焼き霜造り、お通しのキンメ焼き、新潟飲み比べセット、豆撰のジャンボ油揚げ

お店の名のとおり蛸を中心に海鮮から山のものまで頂けるお店、格式高そうですが価格は手ごろです。お通しには数種類の肴から好きなのを選んで焼いてもらえます。予約をした方が無難なお店です。
ジャンル:そば
店名:そば処 長岡小嶋屋 本店
住所:新潟県長岡市殿町2-2-9
TEL:050-5571-7494(予約専用番号)
  0258-39-0543(お問い合わせ番号)
営業時間:11:00〜22:00(L.O.21:30)
定休日:不定休

写真は、”日本酒(景虎 超辛口本醸造)”と”うるいの酢味噌”、”厚焼き玉子”、”天へぎ(大盛り)”

蕎麦屋で日本酒、まったりとお酒を楽しみ、美味しいお蕎麦を食べれるそんな場所です。
ランチにも使えます。
ジャンル:B級グルメ
店名:レストラン ナカタ
住所:新潟県長岡市坂之上町2-3-6
TEL:0258-34-3305
営業時間:金〜水 11:30〜21:00、木 11:30〜15:00
定休日:無休

長岡のB級グルメ”洋風カツ丼”。
洋風カツ丼にはデミグラスソースとケチャップベースのソースの2種類があり、どちらも食べたくなった人用にハーフ&ハーフが用意されていました。
味はう〜ん、B級ッポイ^^;

ランチには最適です。



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